8月9日放送の「ニュースプラスワン」(日本テレビ系)の中京テレビ製作の特集で取り上げていただきました。
テーマは「コトバを求める若者たち」です。抜粋ですが番組の一部をご覧ください。
出演者
伊本翔一朗(S)  アナウンサー(A)
ナレーター(N)   記者(I)   お客さん(C)

  

A:「それでは今日の特集です。最近いろいろな事件でクローズアップされている10代の若者たち。今週の特集では10代の姿をお送りしています。ご覧の”コトバ”と絵。なんだかわかるでしょうか?今若い人たちの間ではこのような”コトバ”を書いたメッセージアートと呼ばれるものがはやっているようです。”コトバ”に一体何を求めているのか取材してきました。」

  

N:「名古屋市金山。週末になると総合駅周辺にはギターを抱えた若者たちが数多く集まってきます。その中に一人、スケッチブックに”コトバ”を書いて売っている若者を見つけました。伊本翔一朗さん。25歳。普段はエンジニアの派遣社員として働く伊本さんは週末、全く別の顔となってここに座ります。彼は”コトバ”を求める若者たちにその場でメッセージを書いて手渡しているのです。お代は自由。値段は書いてもらった人が自分で決め、置いていきます。飾らないシンプルな”コトバ”が若者たちをひきつけているようです。

  

I:「今は(何歳ですか)?」
C1&C2:「16(歳)です。」
I:「どうして買おうと思ったんですか?」
C1:「”コトバ”がすごい印象に残ったから。」
C2:「これが今、自分にあてはまとっるみたいな感じがしたもんで。確認するっていうか。あっ、こういうことを言ってくれる人がおるもんで自分も自分でいいんだなっていう、確かめる。みたいな感じで。」

  

N:「一人の若い女性が伊本さんのところにやってきました。やがてバイト先での悩みを打ち明け始めました。」
(中略)
C3:「何回も(バイトを)やめる。やめるとかそういう話が出てたんですよ。」
S:「うん。」
C3:「でも結局自分がやめたくなかった。毎月毎月”やめる”、”やめない”とかそういうのがあって、毎月問題がある。」
S:「毎月問題児になる?」
C3:「そう。毎月 問題児。今 問題児。」
S:「ほんとう。」
(中略)
N:「話し始めて20分。伊本さんは彼女のために即興で”コトバ”を書いてさし出します。」
C3:「でもやっぱ自分的には後悔はしたくない。」
S:「(後悔は)なるべくしないほうがいいけどさあ。後悔したらいかんかいいかって言ったらさあ。そんなこと考えてたら何も行動できないじゃんねえ。だから、後悔はなるべくないほうがいいけどするなとは言わない。」
C3:「・・・」
I:「(”コトバ”はどうでしたか?)」
C3:「詩は初めて書いてもらったとき、あっ、私の思ったことじゃんとか思って。あっいいなとか思って・・・自分でわかんないことをうまく表してくれるからすごいいいなあと思って書いてもらいました。」

I:「(今までで印象に残った人とかいますか?)」
S:「そうですね。ほんとに悩んでる人とかいて。結構立ち止まって、二人で相談っていうかむこうの悩みを聞いたりすることがあるんですけど、ほんとに涙流してくれた人とかいて。1対1なんですけど30分ぐらいその人の悩み聞いてたりとかして・・・」

N:「ストレートに心を表現する”コトバ”はメッセージアートとしても人気が出てきました。友人や家族に送るために、時には自分自身を励ますために彼らは”コトバ”を選び”コトバ”を求めていきます。」





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