11月28日放送の「ユウガッタ!CBC」(CBCテレビ)の「週末名物金曜現場主義」で取り上げていただきました。

出演者
伊本翔一朗(S)  アナウンサー(A)  スタジオのアナウンサー(AS1-3)
ナレーター(N)   お客さま(C)  出張書き下ろしの依頼者(CH)  出張書き下ろしの依頼者の奥さま(CW)

  

AS1:「週末名物金曜現場主義」
気持ちは言葉にしないと伝わらないとよく言いますが、文字にするともっと伝わるかもしれません。


N:「えっ?詩の出張サービス?」
「即興で詩を書くんですか?」
「3分もしないで…好きになりました。」
「(詩で)名前をもっと好きになりました」
詩で心を癒す「癒詩家」。今、癒詩家が話題を呼んでいる。その訳は?


(略)

  

N:この不況の世の中、みなさん様々な悩みや不安を持っている。そして、自分なりの詩を書くことで自分自身を見つめ直そうとしているようだ。そんな中、自分のためではなく、人のために詩を書く人がいた。その名は「癒詩家」。

A:どうも。こんにちは。
S:こんにちは。
A:この本は何ですか?
S:作品集。発売させていただきました。
A:はじめての贈り物?
S:はい。
A:これ、いいじゃないですか!
「使い分けてる?急速と休息」
こっちの人(急速)が多いですよね。


(作品集より作品を説明中 省略させていただきます)

S:コトバそれぞれの字の意味っていうものをよく考えたときにやっぱりそういうような内容が浮かんできたりしますから。

  

N:癒詩家 伊本さんはもともとエンジニアだったが脱サラ。今年はじめに機械から人間を相手にする仕事に転職したのだ。
そんな伊本さん、あえて難しい詩にチャレンジしていた。


A:あなただけのオリジナルのコトバを3分で考えます?
S:来ていただいたお客様を見て、基本的には何もうかがわずに、その3分以内で書かせてもらっています。
A:えっ?即興で詩を書くんですか?
S:はい。
N:中学三年生の二人がやってきた。なんと伊本さん、何も聞かずに詩を書こうというのだが…

A:もういいんですか?
S:はい。もう大丈夫です。
A:じゃあ律儀に測らせていただきますよ。
S:はい。
A:よういスタート。

A:3分間。スタートと言った瞬間に名前から書き始めました。
沙也香さん、今の気持ちは?

C:ワクワクしてる。
A:5年間のエンジニア生活。ピリオドを打って詩人になって3年。果たしてどのような文字があらわれるのか。
…今、終えました。2分11秒です。ほんとにすぐですね。

S:お待たせしました。見てみてください。

(詩の内容にふれる部分は省略させていただきます)

A:どうですか?沙也香さん。
C:すごいうれしい。
A:うれしい!?今まで沙也香っていう名前をどういう意味だと思ってた?
C:考えたことなかった。
A:沙也香っていう名前、どうですか?
C:もっと好きになりました。

  

(略)

N:さらに珍しい詩のサービスがあった。
A:夜になって港区にやってきました。伊本さん、これから何を?
S:依頼者の方と会うんですよ!
A:依頼者?
S:詩のデリバリーサービスもしています。
A:えっ?詩の出張サービス?
S:出張ですね。はい。
A:出向いて書く?

A:詩のデリバリーサービスの依頼者?
CH:はい。
A:よろしくお願いします。なんで今回、プレゼントをしようと?
CH:結婚して1年になるんですけど、日頃の感謝の気持ちをですね、言葉にして…。
S:ご要望とかあれば。
CH:毎日、自分より朝早く起きて、毎日お弁当を作ってもらってるんですけど、感謝の気持ちを…。
S:そうですね。わかりました。
A:ちなみに奥さんには今日のことは?
CH:あっ、内緒にしてますね。
A:まったく言っていない?
CH:はい。

N:何も知らない奥様の反応は?
CH:ただいま(笑)
A:すいません。どうも。こんばんは。CBCテレビのユーガッタCBCという者なんですが。
今回、徳馬さんの方から奥様にプレゼントがあります。そのプレゼントをお渡しする人がこの方なんです。

CW:えっ?なんですか?
A:彼は癒詩家です。

CW:えっ?えっ?えっ?
A:すいません。完全に怪詩家になってますね(笑)

A:彼(癒詩家)を見た第一印象はどうですか?
CW:料理とか作ってくれそうな…
A:プレゼント、料理?
CW:さっき、「いやし」って言ってたから…指圧?
A:指圧師?あぁ…。マッサージやりそうですね(笑)
CH:詩を書いてくれる!
CW:???


A:結婚記念日のプレゼント。徳馬さんから江美子さんに対する気持ちをつづります。
…自分の印鑑を押して、完成いたしました。

S:ご主人、ご覧ください。

(詩の内容にふれる部分は省略させていただきます)

S:ご主人から感謝の気持ちを伝えたいということでしたので、家事とかそういうものも含めて、奥様の方が家での役割って多いと思うんですよ。ですから、「奥様の一日は誰よりも長く」っていうニュアンスではじめさせていただいて…。
CH:いろいろと迷惑をかけたけど、これからもよろしく…。(と、書いた色紙を奥様に渡す)
CW:ありがとうございます。すいません。ありがとう…。

CW:普段そんなこと一言も言わないから、思っててくれただけでもやっぱりうれしいですね。今までやってきた甲斐があったなって感じが…。

  

AS1:(出張サービスは)基本的には10人以上が集まっているパーティー会場などに出向いてくれるということなんですけれども。
ああやって文字にするとずっと残りますから。1年目のご夫婦ですね、結婚の。ちょっとした決意書みたいにもなりますから。
AS2:決意書?(笑)
AS3:決意書かよ。
AS1:あのときこう思ってたじゃないの!というような…。
AS2:念書をとるわけですね。
でも、詩って誰かが書いた詩集を読むのもいいし、自分の想いを書き留めるのもいいけれども、ああやって第三者に客観的に自分を見てもらって書いてもらった詩って、詩の似顔絵みたいな感じで。
AS3:詩の似顔絵?それも言い方が詩的だね。
AS2:うれしいかなと思いますけれどもね。





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