朝日新聞折り込みの「さんさん」に掲載されました。ご覧ください。
【興味津々 記者見て歩き】
桑名市の癒詩家・伊本翔一朗さん
心に届くあなただけの詩を
イベント会場の一角に人が集まっている。ふと足を止め、その輪の中を覗いてみると中心には桑名郡出身の癒詩家・伊本翔一朗さん(28)がお客さんを前に独特のスタイルで即興詩を作っていた。「あなたを見てインスピレーションで3分で心の詩(うた)を」。昨今、ストリートで絵を描く芸術家やストリートミュージシャンを見かけるようになったが、目の前の客をモデルにした詩を書くというのは今までになかった試み。即興詩だけではなく他のアーティストとのコラボレーションによる似顔絵詩など、オリジナルの作品も数多くあり、道行く多くの人たちに心温まる言葉を提供している。
もともと詩を書くのが好きだったという伊本さん。それまでは自分のために書いてきた作品をいろいろな人の心に残すために2000年に今の活動を始めたという。2002年には初の作品集「はじめての贈りもの」を出版、翌年には心理カウンセラーの認定を受けるなど、より心に届く作品を作るための地道な活動が実を結び、今年に入ってからは日本ASPO(アーティスト支援企画協会)会員に登録された。
全国にいるたくさんの人たちの声に応えるため、全国各地で行われる様々なイベント等に精力的に参加、ますます活躍の場を拡大している。作品やイベントなどの詳しい情報はホームページhttp://www.iyashiya.net(携帯可)で随時紹介されている。問い合わせは伊本さんまで。(井手)
(下記“backアイコン”はJavascriptを使用しております。ケータイからご覧の方でエラーが出ましたら「クリアキー」でお戻りください。)